一心寺シアター 倶楽 柿落としシリーズ


いまから丁度百年前だ。
日本語なんか止めて、英語にしてしまえ、と吼えた文部大臣が出た。
いまの小泉内閣なんか足許にも及ばない超過激改革政治家だ。
その名も森ユーレイ。正しくは有礼と書く。
当時、東京の寄席で最も人気があったのは
落語家円朝が語る怪談ばなし。『牡丹燈籠』
森ユーレイ大臣は、これに"待った!"をかけたのだね。
幽霊がカランコロンと下駄音であらわれるのはけしからん。
すべからく靴音のコツコツコツに改めるべし。
それが文明開化時代の落語であると。
さあ大変。円朝がわには日本古来の有名ユーレイやら怨霊が駈けつけて
大論争やら大バトル。
ま、その文化大論争のテンマツは、
天王寺は一心寺シアターに来て、ご覧下さい。
(早坂 暁)                     

 


 
 

熟塾特製企画

〜 牡丹燈籠狂騒曲公演記念 演劇ワークショップ 〜

I
T時代を迎え,演劇も双方向時代へ!



観るだけの演劇から脱皮し,今回は演劇観賞後に、爽やかな笑顔が人気の林隆三氏ら出演者に、「夢千代日記」「天下御免」「天国への駅」などの作品を書き上げた作・演出の早坂暁氏と、観客が一体となって大阪らしく本音で語る演劇の新しい楽しみ方を提案しました本企画は満員御礼の大成功となりました。


午後7時〜9時:演劇鑑賞 
   
大劇場にはない、芝居小屋感覚の”一心寺シアター 倶楽” に響く演者と観客の鼓動。
    舞台を取り巻く階段席に腰掛けながら、正にライブな時空を満喫。
    250名の特等席です。塾生もプロに混じって熱演(!?)、演劇に体当たりです。

午後9時〜10時:演劇フリートーク 
 
  幕が再び上がり、感動さめやらぬ作者と演者と観客が、それぞれの思いを語り合います。



おまけ:抽選で,観客代表として演者・作者と一緒に撮影した記念写真をプレゼントしました




≪出演者≫

 林 隆三

 純アリス
 宗田千恵子
 西崎 緑
 朱門みず穂
 西村恵一
 中村隆男

 小野山千鶴
 法月志都子
 山内紅実
 中嶋ゆか里

 烏丸せつこ

 英 太郎

      ほか


≪演奏≫
  月岡祐紀子
  熊谷祥子
  野沢香苗
  松崎裕子
  ケイ・クニシマ

          



<スタッフ>
作・演出/早坂 暁
演出助手/岩井由起子

舞台監督/今野多摩彦
舞監助手/熊坂涼子
舞台美術/中島正留
舞台進行/福田敏信
照  明/鈴木直之・大野てつお
音  響/永井 潤
振  付/若柳禄寿
衣  裳/中山信弥
かつら/奥松かつら・大澤かつら

宣伝美術/伏田なが子

サポート/熟塾
特別協力/一心寺
     大阪府立健康科学センター

制作/バイタルアートボックス
制作協力/早坂暁松山連絡事務所
     有限会社ウィズプランニング
     アクアディオスエンタテイメント
企画・製作/牡丹燈籠狂騒曲を上演する会