■ 開催日 1996年5月25日 |
■ 講師 大阪大学 梅渓名誉教授、名塩製紙 谷野武信氏、立杭焼大熊窯 大上享氏 |
大阪駅 → 木之元地蔵 → 緒方八重胸像 → 谷徳製紙所 → 名塩会館 → 大熊窯 → 陶の里 → 大阪駅
名塩会館にて梅渓名誉教授から「幕末に肝っ玉母さん 緒方八重の生涯」というテーマで講演いただき、緒方洪庵夫人である八重の略年譜をもとに生涯を辿った。洪庵の没後、適塾を去り地方に散った塾生達がなおも我が母の如く八重を気遣い、八重もそれぞれの塾生の行く末に心砕き、それは八重が死ぬまで続く。適塾では勉強した時間よりも長く深く師弟関係が続き、さらには適塾を支えた八重の母親のような存在は、青春の一コマを過ごした塾生の思い出と共に塾生の心に残り、更に深められていた。
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