■ 開催日 1997年11月1日(土) |
■ 会場 ワッハ上方
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現代的な都会の生活の中で、見失った自然への畏敬の念。厳しく優しい自然と共に、子
供達や一家の人々の無地を喜び、子供や一家の来る新しい年の息災を祈願しながら、な
まはげは、今も秋田の男鹿半島で生きている。12月31日の夜、様々な面相のなまは
げが青年の肉体に宿り、60余りの男鹿の村落を雄々しく練り歩き、家々を巡る。
そんななまはげが大阪にやってきました。12月31日の夜大阪の雑誌編集者が見たも
のは何か。秋田の民謡を交えて演劇形式で表現。なまはげという形に偶像化された自然
を受け入れる風習の中に、自然が人々を、人々が自然を気遣い対話しながら生きてきた
日本古来の暮らしを大阪のワッハ上方の舞台に再現しました。また、この収益金は、阪
神大震災で現在も仮設住宅で生活する長田区の人々を支援する「コリアボランティア協
会」へ寄付しました。
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