■ 開催日 1999年10月18日 |
■ 講師 芦屋大学教授 倉光弘己氏 |
大阪の現状を分析し、低迷脱出、元気快復の糸口を探るお話しを伺いました。
かつて大阪には身銭を切るという感覚があった。しかし万博以後は税金をとられているのだから当り前、という風潮で政府の金をあてにするようになった。
もっと身銭をきって、自分自身を育てるように投資し、一人一人が「何か元気がでる種を自分で探す」自発的な行動を取らない限り、大阪は絶対に元気にならない。
大阪人は人を喜ばせる天才的感覚を持ち合わせている。松下幸之助さんの言ったように、お客さんが喜ぶ物をつくり、熱意とビジョンを持って協力者を求めることが大切だ。
中小企業の経営者なら、何かをやりたいという熱い思いを、サラリーマンなら、どんな価値観で生きるのかという燃える思いを持つことから全てが始まる。
|
|