「介助犬シンシア」の連載記事等で熟塾との縁も深い毎日新聞社を見学した。
今回の見学で始めてその存在を知る人も多く、とても感動したのが、週刊「点字毎日」だった。80年前から(なんと戦前から!)発行され、目の不自由な編集長を起用し、必要な人に、必要な情報を送るという「新聞社の原点」とも言える事業を継続されてきたということに感銘を受けた。午前中には、〆切り時間ギリギリまで良い紙面を追求するためにと機能的に考えぬかれたご自慢の編集センターと1時間に15万部を刷ることができる印刷工場を見せていただいた。
午後からは平野論説委員のお話を伺った。斜視の新しい治療法を記事にしたら、問い合わせが殺到し200人以上の人が手術を受けて新しい人生を切り開くキッカケになったと
喜ばれたという記者冥利につきる御経験に、情報を伝えることの大切さを思った。
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